電車の車両へのフロアコーティング

施工対象

電車 車両

施工内容

フロアコーティング

お役立ち内容

美観性向上、清掃コスト低減

従来工法・顧客のお困り事

首都圏の鉄道車両の床にコーティングを実施したいとご相談を頂きました。
こちらの車両は、1日に約90万人のお客様が乗降される非常に過酷な環境下にあるため、従来は、月に1回と非常に高頻度にWaxの剥離を行い、新たにWaxを塗りなおす非常に工数・コストのかかり定期メンテナンスを実施されていました。また、車両床の場合は、施設とは異なり車両が車両センターへ入庫した時に限り、日程の調整や作業員の手配ができる特殊な施工対象であるため、通常よりもメンテナンス実施にかかる工数もかかっている状況でした。

こうした課題を解決するために、首都圏鉄道の清掃管理を行っている管理会社様では定期メンテナンスの頻度・工数・コストを改善する新たな対策を検討されており、当社のファインコートをご提案させていただきました。

提案した際には、競合他社のメンテナンス法も検討していましだが、当社コーティングのデモ施工を実施したところ、仕上がりとメンテナンス性の優位性を認めて頂き、全車両導入に至っております。

当社工法のメリット・置き換え効果

ご利用客の多い首都圏の車両への導入には、美観の向上や2年に1回のメンテサイクル延長だけではなく、滑り性や難燃性も重要な評価項目でした。
デモ施工の際に、このような車両特有の評価項目もしっかりとクリアし、品質面、美観性の観点からご評価いただいた点がポイントとなります。

結果、2017年から約3年をかけて全車両(約550車両)に樹脂系長尺シート床を導入頂いております。
コーティングの拡大には管理会社様に材料を販売し、事業として展開頂くことで導入を進めて頂きました。
また、コーティングに切り替えたことで、従来のメンテナンス作業で課題となっていた頻度・工数・コストを大幅に改善し多のみならず、
Wax剥離廃液がでなくなったことで環境に優しい事業を実施することが可能となり、ESG経営、SDGsの観点からもメリットが大きいと大変お喜び頂くことが出来ました。首都圏鉄道のご利用客様からも、高光沢の床は清潔感があり、美観性が高いとご評価頂く声が届いているとのことでした。

本事例のように、利用頻度・利用顧客の多い床の保守・メンテナンスで課題をお抱えのお客様がおられましたら、フロアコーティングをご検討ください。
コストのみならず、対象の施設や設備の価値を向上させる、ご提案が可能です。